山形の超ロング弾2発にフットボールの母国も反応 「二つのベッカム風フィニッシュ」
センターサークル付近から中村駿、坂元がロングシュートを炸裂
J2第38節のモンテディオ山形対愛媛FCは、山形が3-0で勝利を収めた。この試合では山形がハーフウェー付近からの超ロングシュートを2本決める珍しい試合展開となり、その珍事を英メディアも取り上げている。
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山形は前半38分に先制。1-0で試合を折り返すと、迎えた後半16分には、相手のパスをインターセプトしたMF中村駿が自陣のセンターサークル脇から思い切りよく右足を振り抜いた。ゴール前から大きく飛び出していた愛媛GK岡本昌弘の頭上を超える超ロングシュートが決まり、リードを広げた。
1シーズンに1回あるかないかのスーパーゴールで追加点を奪った山形は、その1分後に試合を決定づける3点目を奪うのだが、これまた自陣からの長距離弾となった。今度はFW坂元達裕が2点目と同じような位置から左足で狙った。低い弾道のシュートに岡本も反応したが、バウンドしたボールをその脇を抜けてゴールに吸い込まれていった。
英紙「ザ・サン」はこの珍事に注目し、「フットボールチーム(山形)は90秒間で2度ハーフウェーから得点した」と言及。被弾のGK岡本については「アウェーチームのGKマサヒロ・オカモトにとっては身の毛がよだつ午後になった」と報じられている。
また、イングランドでは似たようなハーフラインからのロングシュートを元代表MFデイビッド・ベッカムが決めたことが有名なため、「愛媛がルーズなパスでいとも簡単にポセッションを相手に渡してしまい、二つのベッカム風フィニッシュが生まれた」とも伝えられている。
J2で生まれたよもやの珍プレーは海を渡り、“サッカーの母国”でも注目を集めているようだ。
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