香川、リーグ戦5試合ぶりのフル出場も不発 ドルトムントもケルンに痛恨の逆転負け

後半10分のヘディングの好機に決められず

 ドルトムントのトゥヘル監督は後半開始から主将DFフンメルスと攻撃でもややブレーキとなっていたパクの2人を下げ、ベンダーとシュメルツァーを投入。それでも前半のいい流れを後半戦にも持ち込んだケルンが攻勢に出た。守備からのカウンターだけでなく、積極的に前線からプレスを掛けドルトムントを慌てさせる場面が何度も見られた。

 追加点が欲しいドルトムント、後半最初のチャンスは香川に訪れた。同10分、オーバーラップしたギンターの右クロスをエリア内に飛び込んだ香川がヘディングで合わせたが、うまくヒットせずに枠を捉えることができなかった。パス交換でエリア内に侵入したホフマンにも絶好機があったが、ケルンの好守に阻まれた。

 後半20分ごろからは、選手間の距離感が悪いドルトムントはパスがうまく回らずに、攻守両面で落ち着かない時間帯が続いた。ケルンMFゲルハルトのミドルシュートがポストを叩くなど冷やりとさせられるシーンもあった。そして、同38分、GKビュルキのパスをカットしたツォラーが左足のシュートでネットを揺らして、同点に追いついた。

 

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