ミラン指揮官が本田のスタメン起用を示唆 「忍者かサムライか様子を見よう」
リーグ12試合ぶり先発出場か
ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、20日の2015年最終戦となるフロジノーネ戦で日本代表FW本田圭佑の先発起用を冗談まじりに示唆している。
記者会見場で鬼軍曹は上機嫌だった。17日のイタリア杯16強サンプドリア戦で故障による途中交代を余儀なくされたイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラのコンディションについて質問を受けると、「本田のことは聞かないの? カウンターにはどう対応するの?」とニヤリ。そして、「ボナベントゥーラはサンプドリア戦で太ももの内転筋を痛めて交代したが、MRI検査の結果では何も症状は出なかったので、試合に出られる」と説明した。
「本田は出るのか?」という質問に対しては「分からない。本田は確実にプレーさせないぞ」と笑いながらジョークを飛ばした後、「それは冗談だよ。多分プレーする。忍者になっているか、サムライなのか起きてから様子を見よう」と指揮官は語った。先発起用の可能性を明らかにしている。
本田は9月22日のウディネーゼ戦を最後に、リーグ戦11試合連続でスタメン落ちとなっている。だが、17日のイタリア杯で後半途中出場からFWバッカのゴールをアシストし、結果を残した。1年以上ゴールから遠ざかっている本田だが、15年の最終戦でサムライのように活躍するのか、それとも忍者のように消えてしまうのか、注目が集まる。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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