「素晴らしい一手」 神童ムバッペ、“ほぼゴール”の絶妙ノールックヒールに海外脱帽
マルセイユ戦でゴールを背にしたまま、イカルディに絶妙なスルーパスを供給
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間27日、リーグ第11節で日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユと対戦。アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとフランス代表FWキリアン・ムバッペがそれぞれ2ゴールを挙げ、4-0で快勝した。ゴールシーン以外に、20歳の神童FWが見せた華麗なバックヒールパスに注目が集まっている。
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PSGは前半10分にイカルディが先制ゴールを挙げると、同26分にもイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティのアシストからイカルディが追加点。アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアがムバッペの2ゴールをお膳立てし、4-0でライバルを退けた。
そのなかでムバッペは得点だけでなく、テクニックでも魅せた。前半23分、味方から縦パスが入った瞬間、ゴールに背を向けた状態で左右からマルセイユのDFブナ・サールとDFブバカール・カマラがプレッシャーをかけに接近。すると、ムバッペはノールックでこのボールを右足ヒールで背後のスペースに流し、イカルディの決定機を演出した。シュートは相手GKステーブ・マンダンダのファインセーブに遭い、追加点とはならなかったが、華麗な技でホームのファンを魅了した。
ドイツ誌「キッカー」は、「2-0になるべきだった! ムバッペがバックヒールでイカルディを走らせ、ボックス内で目の前にマンダンダ1人にさせる。アルゼンチン人の左足シュートはマルセイユGKの正面に」とテキスト速報。PSG公式ツイッターも、「ムバッペの素晴らしい一手。相手は危険を回避したが、ゴールを割る寸前だった」と伝えた。
今季は負傷で出遅れたなか、天才ムバッペが一気にギアを上げてきている。