韓国メディア、U-17日本代表の“欧州王者”撃破に驚き 「オランダを破る“異変”演出」
U-17W杯初戦で若月&西川が躍動 3-0完勝で「今大会の注目チームと証明」
U-17日本代表は現地時間27日、ブラジルで開催されているU-17ワールドカップ(W杯)のグループステージ第1節でオランダを3-0で撃破した。この結果について、韓国メディアも大々的に報じている。
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韓国のスポーツ・芸能ニュースサイト「OSEN」は、「U-17日本代表がオランダを破る“異変”を演出した」と驚きを持って伝えた。
「日本は前半36分にFW若月大和が、西川潤からのスルーパスを受けて先制すると、後半24分に再び若月が西川からのアシストを受けてオランダのゴールネットを揺らした」と報じ、若月と西川のホットラインが光ったことについて強調している。
また、ニュース総合サイト「news1」は、「大陸予選でのアジア王者と欧州王者との対決が大きな関心を集めるなか、日本はオランダを終始圧倒した」と日本の強さに注目している。
さらにスポーツ紙「スポーツ韓国」も「グループDでアメリカ、セネガル、オランダと同組になり、“死のグループ”になった日本だったが、欧州王者オランダに3-0で大勝し、今大会の注目すべきチームであることを証明した」と、日本が今大会の主役になる可能性があると伝えている。
ちなみに同大会でグループCの韓国は、初戦でハイチと対戦し、2-1で勝利。残り2戦はフランス、チリと強豪との対戦が続く。それだけに、日本がオランダに勝利したことが驚きだったようだ。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。