プレミアリーグの金字塔が数々… 英特集「破られることがないであろう10の記録」
現リバプールFWが最速ハットトリック達成、最多シーズン得点はマンUの英雄
8つ目は「最速ハットトリック」。こちらも2010年代に入ってからの記録ということで、比較的記憶に新しいものだ。記録を樹立したのは現在リバプールでプレーするセネガル代表FWサディオ・マネで、サウサンプトン時代の2015年、アストン・ビラを相手に2分56秒で3得点を叩き出す離れ業を成し遂げた。リバプール往年の名ストライカーであるロビー・ファウラー氏の4分33秒の記録を大きく更新した。
9つ目は「監督の最長期政権」。長期政権といえば元マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン氏が有名だが、プレミアリーグに限っていえば、前アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏の21年と224日間(1996年10月1日から2018年5月13日)が最長記録となっている。現在の最長記録はバーンリーを率いるショーン・ダイク監督で、それでも約7年間。ベンゲル氏の記録に追いつくまでにあと14年以上も残っている。
ラストが「最多シーズン得点」。1シーズンでの得点数ではなく、得点を取ったシーズンが何度あったかという記録で、元マンチェスター・ユナイテッドのFWライアン・ギグス氏がこれは21シーズン(1992-93〜2012-13シーズン)という記録を保持している。
今季は好調レスター・シティがサウサンプトンを相手にプレミア最多得点差勝利のタイ記録となる9-0で勝利するなど珍しい記録が生まれている。果たして、これらの記録が更新されることはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)