フランス代表DFの放出は失策と断罪

　GKに関しては先発したダビド・デ・ヘアで文句なし。「彼がいなければどんな順位になっていたか」と、トップクラスの実力は高く評価されている。

　左サイドバックは18歳のキャメロン・ボースウィック・ジャクソンが先発したが、ユベントスに移籍したパトリス・エブラこそが先発すべきと指摘。「パトリス・エブラに関しては困惑させられる。いまだに彼を見ているが、なぜ放出したのか？」と、百戦錬磨のフランス代表の放出に関して失策と分析している一方、ジャクソンに関しては「将来有望に見える」と潜在能力を評価していた。

　センターバックはオランダ代表のダレイ・ブリントと北アイルランド代表パディ・マクネアのコンビが先発したが、マクネアよりも今季開幕前にウェスト・ブロムウィッチに放出された北アイルランド代表DFジョニー・エバンスの方が、「本職ではないが」と前置きしながらも上と分析されている。

　右サイドバックはウルグアイ出身の22歳、ギジェルモ・バレラが抜擢された。今季開幕前にリヨンに移籍したラファエルが放出されたが、「ラファエル放出でファン・ハールを責められない。マンチェスター・ユナイテッドにふさわしい選手ではなかった」と断言。オランダ人指揮官の判断を評価している。