ペップ監督、3-0快勝も強烈メッセージで不満露わ 「前半のようなプレーでは降格する」
アストン・ビラに3-0快勝 前半の戦いぶりに言及…名指しで称賛した選手は?
マンチェスター・シティは26日に行われたプレミアリーグ第10節でアストン・ビラと本拠地で対戦し、3-0で快勝した。しかし、指揮を執るペップ・グアルディオラ監督は前半45分のパフォーマンスに不満だったようで、「前半のようなプレーでは降格する」と強烈なメッセージを送った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
シティは本拠地エティハド・スタジアムでアストン・ビラと激突。イングランド代表FWラヒーム・スターリングが後半開始1分足らずで先制ゴールを決めると、その後は元スペイン代表MFダビド・シルバ、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが追加点を奪い快勝した。
3得点を挙げた後半に関しては納得のできだったと振り返るグアルディオラ監督だが、前半の戦いぶりに関しては大きな不満を持っているようだ。試合後にはこのように語っていた。
「後半のようなプレーをしていれば、シーズン終了後に首位に立っていられるだろう。それは確信している。だが、前半のようなプレーをしていれば、トップから大きく離れた位置で降格してしまうだろう」
ペップは「我々は90分間プレーしなければならない。我々は45分間しかプレーしていなかった」と付け加え、1試合を通して安定したパフォーマンスをすることの重要性を強調した。
チームに活を入れたグアルディオラ監督だが、その中でも先制ゴールのスターリングには称賛を送っている。
「ボールを持った時にただ1人アグレッシブだったのがスターリングだった。彼がチームの前半のパフォーマンスを物語っていた。後半は彼を模範にした」
プレミアリーグ2位に再浮上し、首位リヴァプールとの差を暫定的に3まで縮めたシティ。この後、現地時間29日のリーグカップ16強と11月2日のプレミアリーグ第11節で、レスター相手に記録的な0-9敗戦を喫したサウサンプトンとの連戦が控えている。