マジョルカ久保建英、華麗ダブルタッチ披露も… 屈辱の敗戦で現地紙“1つ星”低評価
後半途中から出場した久保、ゴールに絡めないまま最下位レガネスに0-1敗戦
マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間26日のリーガ・エスパニョーラ第10節レガネス戦で1点ビハインドの後半14分から途中出場し、少ない攻撃チャンスのなかで仕掛け、終盤にはダブルタッチなどで局面打開を狙った。しかしゴールに絡むことはできず、チームも0-1で敗戦。現地紙の評価もやや低いものとなっている。
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この日はアウェーとはいえ、開幕9試合で2分7敗と勝ち星がなく、最下位に沈むレガネスが相手ということもあってマジョルカとしては勝ち点3を確保したい一戦だった。しかし課題となっている攻撃面の組み立てがこの日も機能せず、前半31分にはレガネスに先制を許す苦しい展開となった。
そのなかで久保は後半14分にピッチに送り出され、右サイドハーフのポジションに入った。投入直後は守備に奔走する場面が多かったものの、後半26分のドリブル突破、そして後半42分には鮮やかなトラップと小刻みなタッチで右サイドをカットインし、カバーに来た相手選手をペナルティーエリア内でさらにダブルタッチでかわしかける。ここで相手の足が久保の左足首にかかったかのように見えたが、主審の笛はならなかった。
スコアは結局動くことなく、マジョルカはレガネスにとって待望となるシーズン初の勝ち点3を献上し、屈辱の敗戦を喫した。試合自体が膠着した展開だったこともあって、スペイン紙「マルカ」、「AS」ともに3つ星満点の評価を受けた選手はいない。ポゼッションで優位に立ちながらも決定打を放てなかったマジョルカに対してはさらに厳しい評価で、2つ星はそれぞれ2人、4人しかいなく、久保も1つ星の評価にとどまっている。
チームの成績、出場時間ともに我慢の時が続く久保。果たしてこの状況を打開するような試合はやってくるだろうか。