サラゴサ監督、“停滞気味”香川のスタメン継続起用を明言 「プレーすることで取り戻す」
フェルナンデス監督は香川とイグベケメを“勝利へのキーファクター”として重要視
スペイン2部サラゴサは直近2試合で連敗を喫するなど、開幕ダッシュ時の勢い失っている。日本代表MF香川真司も病気による欠場以降、決定的な活躍ができずチームとともに苦しんでいるが、ビクトル・フェルナンデス監督はスタメン起用の継続を示唆した。スペイン地元紙「ヘラルド」が伝えている。
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香川やガーナ人FWラファエル・ドゥワメナらを獲得したサラゴサは今季、開幕5戦負けなし(4勝1分)と好スタートを切った。しかし、その後3試合連続ドローを挟み、4試合で3敗と失速。リーグ順位も6位まで後退した。
香川もコンディション不良などで直近の試合ではゴールに絡めていないが、フェルナンデス監督は“主軸”として、ナイジェリア人MFジェームズ・イグベケメとともにスタメンで起用し続けると明言した。
記事では、「香川、イグベケメ、パプナシュビリ…本来の50%も機能していない」と言及。現地時間27日の敵地スポルティング・デ・ヒホン戦出発前に行われた記者会見でフェルナンデス監督が、調子を落としている選手に関して「ベンチか調子が上がるまで継続起用か」、使用する“薬”について尋ねられると、「彼らはプレーすることで取り戻す。継続性と自信を与える」と話したという。
指揮官の発言を受けて同紙は、「ビクトル・フェルナンデスの意図は彼らに頼り続け、ベンチに降格させないことを示唆している」「特に香川とイグベケメは、ビクトル・フェルナンデスの中で勝利の道に戻るための鍵のようだ」と伝えている。
香川はスポルティング・デ・ヒホン戦でチームを3試合ぶりの勝利に導けるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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