マンUの“119億円男”が主審から呼び出し? 試合前の珍事に海外注目「義務を忘れた」
ユナイテッドで初のゲーム主将を務めたマグワイアは試合前のコイントスを忘れ…
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間24日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節で日本代表FW浅野拓磨の所属するパルチザン(セルビア)を1-0で下した。今年8月にDF史上最高額となる移籍金8500万ポンド(約119億円)で加入したイングランド代表DFハリー・マグワイアは、新天地でのEL初出場でゲームキャプテンを任されたが、試合前の珍シーンが海外メディアの注目を集めている。
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敵地セルビアに乗り込んだユナイテッドは、前半43分にフランス代表FWアンソニー・マルシアルのPKで先制。その1点を最後まで守り抜き、今大会2勝目を挙げた。
この一戦で注目を集めているのが、試合前の珍事だ。タッチライン際中央に審判団、パルチザンのセルビア代表GKウラディミール・ストイコビッチが待機するなか、ユナイテッド側のゲームキャプテンが不在。それに気づいたハビエル・エストラーダ主審がきょろきょろとあたりを見回し、背後のセンターサークル付近にいたユナイテッドのDFマグワイアに向けて「マグワイア!」「ハリー!」と叫び、“こちらに来い”とジェスチャーした。
これに気付いたイングランド代表DFが駆け寄り、無事にコイントスが行われたが、今夏にDF史上最高額で加入したマグワイアはこれがユナイテッドでのEL初出場にして初のゲームキャプテンを担うゲームだった。
英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは一部始終を収めた映像とともに、「欧州大会初出場、ハリー・マグワイアはマン・ユナイテッドのキャプテンを担うも…彼はコイントスを忘れた」と投稿。動画は120万回以上再生されるほど注目を集めており、マグワイアは自身の公式ツイッターで「僕が前にこれ(キャプテンとしてコイントス)をした時、コイントスはセンターサークルだったんだけどなぁ」とつぶやいている。
また、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、「レフェリーはマグワイアを大声で呼ばなければならなかった。その後、マグワイアはフィールドのスポットに戻ってきた」と伝え、英紙「ザ・サン」は「義務を完全に忘れていた」と報じている。
3バックの一角でフル出場し、クリーンシートに貢献したマグワイアだが、それ以上に試合前の“ハプニング”が海外メディアで話題を呼んでいる。