ヘンク伊東、CL“幻のアシスト”に英注目 「リバプールはテクノロジーに救われた」

CLリバプール戦で“幻のアシスト”をしたヘンクMF伊東純也【写真:Getty Images】
CLリバプール戦で“幻のアシスト”をしたヘンクMF伊東純也【写真:Getty Images】

1点ビハインドの前半26分にサマッタの同点ゴールを演出したかと思われたが…

 ベルギー1部ヘンクは、現地時間23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節で強豪リバプール(イングランド)に1-4で敗れた。日本代表MF伊東純也は1点ビハインドの前半26分に同点ゴールを呼び込むアシストをしたかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入でゴールは認められず。その後に差が開くことになり、英メディアは「リバプールはテクノロジーに救われた」と伝えている。

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 ホームのヘンクは試合開始早々にイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンに先制点を許し、ビハインドを背負ってしまう。迎えた前半26分、右サイドを抜け出した伊東がゴール前にクロスを配給。タンザニア代表FWムブワナ・サマッタが相手選手の上から頭で豪快に叩き込み、同点ゴールが決まったかに思われた。しかし、VARの介入で伊東が抜け出した時点でオフサイドだったとして、ノーゴール判定となった。

 その後、リバプールはチェンバレン、セネガル代表FWサディオ・マネ、エジプト代表FWモハメド・サラーが追加点を挙げ、敵地で計4ゴールを奪取。ヘンクは後半43分にナイジェリア代表FWステファン・オデイの一撃で1点を返すのがやっとだった。

 英ラジオ局「talkSPORT」は、「リバプールはテクノロジーに救われた」に言及。「サマッタがジェームズ・ミルナーの上からネットを揺らし、スコアをタイにしたかと思われた。しかし、VARのレビューにより、サマッタにクロスボールを送った伊東純也がオフサイドであることが明らかになった」と状況を伝えている。

 伊東は試合後、自身の公式インスタグラムに「王者リバプールに完敗。チームとしてはチャンスはあったが最後の精度がなかった。個人的にはビックチャンスで転けたのが情けなすぎた。でもできた部分も多少あった」と振り返り、「もっと成長します!!」と誓った。

 11月5日に行われる敵地でのリバプール戦で“リベンジ”を果せるか、伊東のプレーに期待が懸かる。

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