香川真司、美しき“芸術ループ弾”に再注目 レヴィアダービー「歴代TOP10ゴール」選出
26日のダービーを前にブンデス公式ツイッターが公開 香川は5位にランクイン
ドイツ・ブンデスリーガで屈指の熱狂度を誇る伝統の一戦“レヴィアダービー”が、現地時間26日の第9節で開催される。現在7位のシャルケが、本拠地フェルティンス・アレーナに4位ドルトムントを迎えるゲームは、両者の勝ち点差がわずか「1」ということもあり、激しい戦いになることが予想される。その一戦を前に、ブンデスリーガ公式ツイッターはレヴィアダービーの「歴代TOP10ゴール」を選出し、動画を公開。昨季まで所属したMF香川真司が、2015-16シーズンに決めた芸術弾も堂々ランクインしている。
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3分14秒に収められた映像は、13-14シーズンにドルトムントの元トルコ代表MFヌリ・シャヒンが決めた鮮やかなミドルシュートが10位として紹介されスタート。シャルケのFWダニエル・カリジューリのFK弾や
ドルトムントの“至宝”であるドイツ代表MFマリオ・ゲッツェのヘディング弾が紹介され、5位として香川のゴールが紹介される。
加入1年目の10-11シーズン、最初のレヴィアダービーで2得点を叩き込むなど“ダービー男”としてその名を馳せた香川だが、そのなかから選ばれたのは15-16シーズンのアウェーゲームで決めた芸術的なループシュートだった。後半4分、香川は中盤で前を向くと、前線に走り込んだMFモリッツ・ライトナーへ縦パスを送る。ライトナーは倒れ込みながらリターンパスをつなぐと、香川はGKの動きを良く見てダイレクトでループシュートを放ち、美しい弧を描いたボールがゴール左隅に吸い込まれた。
完全にタイミングを外された相手GKが、ジャンプすらできないパーフェクトな一撃。1位にはシャルケGKイェンス・レーマンが、終了間際に決めた1997-98シーズンの起死回生の同点ゴールが選ばれているが、シュートの“美しさ”で言えば、今回ランキングされた10ゴールのなかで随一と言っていいだろう。日本代表でも長く活躍してきた香川は、今夏にスペイン2部サラゴサへ移籍したが、ドルトムントの一員として戦った“レヴィアダービー”の歴史にしっかりとその名を刻んでいる。