リバプール“業師”の「世紀のアシスト」未遂に海外大反響 「ヤバいラボーナパス」
フィルミーノが絶妙なボールコントロールでマネのシュートシーンをお膳立て
イングランド1部リバプールは、現地時間23日に日本代表MF伊東純也の所属するヘンク(ベルギー)と敵地で対戦。イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンが2ゴール、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーが1得点1アシストと活躍して4-1の勝利を収めたなか、強力3トップの一角を担うブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが意表を突くテクニックで観る者を魅了した。
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前半2分にブラジル代表MFファビーニョのパスからチェンバレンが先制点を挙げると、後半12分にはチェンバレンがペナルティーアーク付近から技ありのアウトサイドキックでミドルをお見舞い。さらに、セネガル代表FWサディオ・マネ、サラーと続き、敵地で4-1とベルギー王者ヘンクを下した。
3トップで唯一ゴールがなかったフィルミーノだが、前半25分にテクニックで魅せた。右サイドから攻め込んだリバプールは、中央のマネへグラウンダーの鋭いパスが入ると、フィルミーノとのワンツーを選択。しかし、マネのパスがややマイナス気味にズレてしまう。そこでブラジル人アタッカーは、体を捻りながら軸足の左足の裏を通して蹴る“ラボーナ”でスペースに絶妙なパスを繰り出した。マネのシュートが相手GKのファインセーブに遭ったためアシストにはならなかったが、意表を突く美技に敵地もどよめいた。
英メディア「CaughtOffside」は「フィルミーノのヤバいラボーナパス」と見出しを打ち、「フィルミーノは履歴書に“世紀のアシスト”を刻みかけた。彼はこんな(素晴らしい)プレーができるのに、プレミアリーグのトップ5ストライカーとして評価されないのはなぜなんだ」と称賛。英メディア「Planet Football」も「率直に言って、とんでもないラボーナパス」と伝えている。
欧州サッカー界きっての“業師”としても知られるフィルミーノ。瞬時の判断と抜群のボールコントロールで、敵地ベルギーのサッカーファンも魅了してみせた。