バルサFWスアレスを襲う“不吉な呪い” メッシの演出をフイにするミスにファンが口撃

CLスラビア・プラハ戦でメッシのパスから決定機を迎えるもシュートは枠外左へ
バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは今季公式戦7得点を決めているチーム内トップスコアラーだが、同時に4年間続く“ある呪い”に苦しめられているという。スペイン紙「AS」が報じている。
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バルセロナで6シーズン目を迎えたスアレスは、2015-16シーズンにはリーガで年間40得点を達成して得点王に輝くなど、その決定力の高さは誰もが認めるところ。今季もエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが怪我で出遅れるなかで、公式戦10試合で7得点をマークし、目下チームのトップスコアラーだ。
現地時間23日に行われたCLグループステージ第3節のスラビア・プラハ(チェコ)戦、バルセロナはメッシがCL史上初の15シーズン連続ゴールを記録するなど2-1で勝利を収めたが、フル出場したスアレスはノーゴールに終わった。スペイン紙「AS」は「スアレス、プラハでも4年間続く呪いを終わらすことはできず」との見出しで報じている。
記事によれば、スアレスが最後にCLのアウェー戦で得点を決めたのは2015年9月16日にスタディオ・オリンピコで行われたASローマ(イタリア)との試合だという。CL前節の本拠地インテル戦(2-1)では2得点を決めて勝利に貢献し、リーガ・エスパニョーラでもアウェー戦を含めて直近3試合連続ゴールを挙げているスアレスだが、CLのアウェーゲームに限ってはゴールから遠ざかり、その空白期間は1498日に及んでいるという。
スアレスはスラビア・プラハ戦の後半25分に、メッシからの絶妙なスルーパスを受けて決定機を迎えたが、GKとの1対1でシュートをゴール左に外していた。
このスアレスらしからぬイージーミスにはファンも敏感に反応していたようで、衛星放送「FOXスポーツ」は「UCLのスラビア・プラハ戦でリオネル・メッシの努力を無駄にしたルイス・スアレスをバルセロナファンが口撃」と報じている。ツイッター上では、絶好機をふいにしたスアレスを揶揄するような投稿が目立っていたと紹介されている。
結果的には文句なしの活躍を見せているスアレスだが、スペインの外では決定力に陰りが見えている。今季こそ、長く続くこの不吉な呪いを解くことができるのだろうか。