ミハイロビッチ監督もサブ組のパフォーマンスに満足

　17日のイタリア杯ラウンド16の敵地サンプドリア戦で、後半26分から途中出場したACミランの日本代表FW本田圭佑は、試合終了間際にアシストを記録して、チームの2-0での勝利に貢献した。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、この試合での本田の働きを久しぶりに評価している。

　リーグ戦11試合連続で先発落ちの背番号10の出番は、後半26分にやってきた。1-0とリードし、相手に退場者が出て10人になっていた状況で、右サイドハーフのMFアレッシオ・チェルチとの交代でピッチに立った。

　その後、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが筋肉系のトラブルで交代したことで、本田は左サイドに回ってプレー。そして試合終了間際、左サイドでボールを持った本田はタッチライン際で対峙した相手を股抜きでかわすと、中央のFWカルロス・バッカへ正確なパスを送る。これを受けたバッカがドリブルで相手DFをかわし、ゴールを決めた。

　試合後のミックスゾーンで指揮官は、故障者の状況を説明するとともに、本田ら途中出場したサブ組を評価している。