大量の“紙吹雪”で試合開始が遅延! 現地紙苦言「馬鹿らしい光景を見せられることに…」

ボカサポーターが大量の紙吹雪を投げ込み【写真:Getty Images】
ボカサポーターが大量の紙吹雪を投げ込み【写真:Getty Images】

ボカサポーター、コパ・リベルタドーレス準決勝のリーベル戦を前に大量の紙吹雪を投入

 南米の“クラブナンバーワン”を決めるコパ・リベルタドーレスは、現地時間22日に準決勝第2戦が行われ、リーベル・プレートがボカ・ジュニアーズ(ともにアルゼンチン)との因縁の“スーペルクラシコ”を2戦合計スコア2-1で制し、2連覇に向けて決勝へ駒を進めた。一方で、ホームのボカサポーターが試合前に見せた紙吹雪が試合開始を遅らせる事態にまで発展し、話題を呼んでいる。

 ボカは敵地での第1戦を0-2で落とし、第2戦はホームでの逆転を期して臨んだ。しかしなかなかゴールを奪うことができず、後半35分にようやくベネズエラ代表FWハン・ウルタードが均衡を破るゴールをゲット。あと1点で延長戦だったが、最後まで追加点は生まれず、ライバルの後塵を拝して敗退することとなった。

 大舞台で実現した伝統の一戦は、内容以外でも注目を浴びている。試合前、逆転に向けて意気上がるボカのサポーターは、大量の紙吹雪を用意して選手たちを鼓舞しようと企画。しかし、あまりにも大量の紙吹雪が降り注いだ結果、試合開始が15分遅れてしまった。アルゼンチン紙「ブエノスアイレス・タイムス」は、「スタッフが送風機を持って芝から紙を排除するという馬鹿らしい光景を見せられることになった」と苦言を呈している。

 大掛かりな応援は試合の開催に支障をきたし、目標だった逆転突破も成し遂げられなかったボカ。大会2連覇を目指すライバルの行く手を阻むことができず、踏んだり蹴ったりとなってしまった。

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