パルチザン浅野ら4選手が“人種差別撲滅メッセージ”発信 現地注目「非常に重要なこと」
ELユナイテッド戦を前にクラブ公式インスタグラムが動画を公開
日本代表FW浅野拓磨の所属するセルビア1部パルチザンは現地時間24日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節でマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎える。欧州屈指のビッグクラブとの対戦を前に、浅野ら4選手がクラブ公式インスタグラムで人種差別撲滅を呼びかける“メッセージ”を発信した。
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浅野は昨季までアーセナルからハノーファーに期限付き移籍していたが、今夏パルチザンに完全移籍。左ウイングのレギュラーに定着して日本代表にも復帰すると、15日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(3-0)では約2年ぶりの代表でのゴールも記録した。
クラブに戻った浅野は第12節ルチャニ戦(0-1)でも先発出場し、現在はELグループステージの大一番であるユナイテッド戦を控える。注目を浴びる一戦を前に、クラブは公式インスタグラムを更新。「Reci Ne rasizmu!(Say No to Racism)」とのコメントが添えられた動画では、浅野に加えてナイジェリア人FWウマル・サディク、イスラエル代表MFビブラス・ナトホ、ギニア代表MFセイドゥバ・スマーが出演し、それぞれの母国語で「人種差別にノーと言おう」と呼びかけた。
セルビアメディア「HotSport」は「ナトホ、スマー、サディク、そしてアサノがマンチェスター・ユナイテッド戦を前に力強いメッセージ」と題して、今回の投稿を報道。「彼らが言わなければならないことは、非常に重要なことだ」と綴り、浅野たちのメッセージに賛同した。世界中でまだ根深い人種差別問題の解決へ、欧州の舞台で外国籍選手として活躍する浅野も声を上げている。