膝負傷の元日本代表FW宮市、別メニュー調整でチーム合流 打撲のみで長期離脱を回避

ザンクト・パウリ宮市は、長期離脱を回避したようだ【写真:Getty Images】
ザンクト・パウリ宮市は、長期離脱を回避したようだ【写真:Getty Images】

19日の試合中に膝を負傷 痛みを訴えて検査を受けた結果、打撲のみで済み練習へ合流

 ドイツ2部ザンクト・パウリの元日本代表FW宮市亮が、現地時間22日に行われたチーム練習に別メニューで参加した。19日の第10節ダルムシュタット戦(0-1)で膝を負傷したが、長期離脱は逃れたようだ。クラブ公式ツイッターが伝えている。

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 クラブ公式サイトは、宮市がダルムシュタット戦で膝を打撲していたが、22日にチームへ合流したとレポート。全体練習は行わなかったものの、個別で軽めに調整したという。

 ドイツ地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」によると、宮市はダルムシュタット戦後に激しい痛みを訴えて検査を受けた。過去に両膝の前十字靭帯を断裂する大怪我を負っているだけに、とりわけナーバスになってしまうが、22日に届いた結果では打撲のみで済み、即練習に合流することができた。

 宮市は中京大中京高在学中の2010年12月にイングランドの名門アーセナルと契約。その後は期限付きでフェイエノールトに移籍するなど順風満帆なキャリアを積み重ねると思われていた。だが、期限付き移籍を繰り返すなかで、両膝の前十字靭帯を断裂するなど大怪我に苦しんできた。それでも、負傷を乗り越えて復帰。今季はここまで全10試合でフル出場を果たし、1得点と“完全復活”を遂げた。

 27日に行われる第11節ハイデンハイム戦の出場は不透明ながら、長期離脱を回避でき、本人としてもクラブとしても一安心のはず。今季突っ走る宮市の活躍はまだまだ続きそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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