ディ・マリアが“神アシスト”! 左足アウトの超絶スルーパスに喝采「センセーショナル」
CLクラブ・ブルージュ戦で3アシスト ムバッペの3点目を導いたパスを海外メディア称賛
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、現地時間22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節で敵地でのクラブ・ブルージュ(ベルギー)戦に臨み、5-0で大勝した。途中出場のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、出場から31分間でハットトリックを達成したことが大きな話題を呼んでいるが、それに劣らぬ輝きを放ったのが3アシストを含む全得点に絡んだアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアだ。特にムバッペの3点目を演出したアウトサイドスルーパスに、称賛の声が上がっている。
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試合は前半7分、自陣からブラジル代表DFチアゴ・シウバが右サイドへ約70メートルのロングフィード。これに抜け出したディ・マリアが、最後はおしゃれなアウトサイドのグラウンダークロスでアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディのゴールを演出した。
後半16分には左サイドからのディ・マリアのクロスを相手GKが弾いたところを、ムバッペがヘディングで押し込み2-0。その2分後には相手のバックパスに対し高い位置からプレスをかけたディ・マリアがボール奪取に成功し、ムバッペ→イカルディとつないで3点目。さらに同34分、中央で受けたディ・マリアからの丁寧なスルーパスを、走り込んだムバッペが流し込み4点目が決まった。
そして同38分、再び2人の美しい連係からゴールが生まれる。右サイドのハーフウェーラインで後方からのボールを受けたディ・マリアが、前方へドリブルを開始。前線にいたムバッペの動きを見極めると、左足アウトサイドにかけた絶妙なスルーパスで相手3人の間を通す。スピード、コースとも完璧なパスを受けたムバッペが、これをダイレクトで決めて5-0となった。
まさに針の穴を通すような芸術的なアシストを、海外メディアも絶賛。ポルトガル紙「A BOLA」が「ディ・マリアのセンセーショナルなパス」と伝えれば、ポルトガルメディア「Notícias ao Minuto」も「神聖なアシスト」と表現。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「アルゼンチン人はアウトサイドでシーズン最高のパスの一つを送り、ムバッペのゴールを演出した」と称えている。
敵地で攻撃陣が爆発したPSGは、これでCLグループステージ3連勝。公式戦でも5連勝中と好調で、27日には日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユとの“ル・クラスィク”を迎える。リーグ・アンでの大一番でも、ディ・マリアは再び輝きを放つのだろうか。