異例の”手倉森流”メンバー発表 リオ五輪最終予選へ21名を選出 残り2枠は30日に追加招集

南野、久保の欧州組や主力が順当に選ばれる

 日本サッカー協会(JFA)は14日、年明け1月に行われるAFC U-23選手権カタール2016(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)に臨むU-23日本代表のメンバー21名を発表した。

 手倉森誠監督から主将に任命された遠藤航(湘南)をはじめ、大島僚太や中島翔哉(FC東京)ら主力選手が順当に選ばれたほか、欧州でプレーする南野拓実(ザルツブルク)や久保裕也(ヤングボーイズ)もメンバーに名を連ねた。

 会見で指揮官は、以下のように意気込みを語った。

「今の心境は、時間がナンボあっても足りないなという感覚。そんな中で最終予選は思った以上に早く来るなという思いでいます。ここまでの準備、前回のカタール遠征も含めてやってきた全ては最終予選メンバーを絞り込むため。いろいろな人から心配の声が聞かれていますが、ぜひ心配してほしい。心配の先には応援してほしい。この世代はU-19ワールドカップも逃した世代。彼らをぜひ世界の舞台に立たせたい。決してチームに不安やネガティブな要素はない。だが、この現実に火を付けるのは皆さん国民しかいない。心配して一緒に戦っていきたい」
 指揮官はこの日、メンバー23人のうち21人を発表。選手たちのレベルが拮抗していることを理由に、残りの2枠は沖縄・石垣島で行われるトレーニングキャンプ後、30日に発表すると明言した。

 

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