「日本の中田英寿以来の出来事」 ソン・フンミンの“12年ぶり快挙”に海外メディア注目
トッテナムの誇る韓国人エースがバロンドール候補者にノミネート
フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は2019年度のバロンドール候補者30名を発表し、トットナムの韓国代表FWソン・フンミンがアジア勢で唯一となる選出を果たした。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「ソン・フンミンが12年ぶりにアジア勢でバロンドール候補にノミネート」と、元日本代表MF中田英寿氏を引き合いに出して取り上げている。
バロンドールは各国ジャーナリストの投票によって選出され、今年は12月2日に授賞式が行われる。昨年は、レアル・マドリードのクロアチア代表MFモドリッチが初受賞し、10年間にわたり同賞を独占していたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2強時代に終止符が打たれた。
一方、今年度は昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準優勝に貢献したソン・フンミンが初選出。同メディアは「スパーズのスターの選出は、日本の中田英寿が1998年と99年に世界最高の個人賞でノミネートされて以来の出来事だ」と、当時ペルージャで圧巻のパフォーマンスを披露していた中田氏の名前を出し、ソン・フンミンの快挙を称えていた。
今季トットナムはリーグ戦で3勝3分3敗とスタートダッシュに失敗し、苦しい時期を過ごしているが、復調の鍵を握っているのはソン・フンミンであることは間違いなさそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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