元英代表DF、ポチェッティーノ体制のトッテナムを酷評 「サイクルが終わった」
キャラガー氏が不振のトッテナムに言及、フィジカル的にもメンタル的にも「十分ではない」
英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるトットナムを「サイクルが終わった」と酷評している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝のトットナムだが、今季は不振に陥っている。プレミアリーグでは9試合で勝ち点12の7位にとどまり、CLではバイエルン・ミュンヘン相手に2-7の大敗を喫した。22日のCLグループステージ第3節ではレッドスターに5-0と快勝したが、6年目を迎えたポチェッティーノ監督には逆風が吹いている。
「このトットナムのサイクルは終わったと思う」と語ったのは、元リバプールDFキャラガー氏だ。「このチームはリーグ戦やチャンピオンズリーグで優勝するに相応しいチームではない」と辛辣な意見をぶつけている。
「彼らは長いこと一緒に戦ってきたが、フィジカル的にも、メンタル的にも十分ではない。彼らはチャンピオンズリーグ出場権を手にしただけで、リーグ戦やチャンピオンズリーグで勝つことはないだろう」
キャラガー氏は今のトットナムには、プレミアリーグやCLで優勝するのに十分なインテンシティーやメンタリティーが欠けていると指摘している。2014年に就任したポチェッティーノ監督の下でチーム作りが進められ、昨季CL準優勝までたどり着いたが、そうした好循環に限界がきているという。
ポチェッティーノ監督は今の悪い流れを断ち切り、再び浮上することができるのか。アルゼンチン人指揮官は正念場を迎えている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)