グアルディオラ監督、“得点関与率”90%超えのFWジェズスを大絶賛 「最高の契約」
直近の公式戦64試合で58回得点に絡む
マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスは、現地時間19日に行われたプレミアリーグ第9節のクリスタル・パレス戦(2-0)でシティ通算110試合目の出場を果たし、50点目を決めた。ジョゼップ・グアルディオラ監督はクラブの公式ウェブサイトで、同選手を「契約したなかで最高の選手の1人」と絶賛している。
ジェズスは2017年にパルメイラスからシティに移籍。まだ22歳の若さだが、ここ公式戦64試合で直接ゴールに関与した回数は58回を数え、先発した直近20試合では21ゴールを決めている。グアルディオラ監督はピッチの内外における同選手の献身さと姿勢に称賛の言葉を贈っている。
「ガブリエルは最初からずっと素晴らしかった。残念ながら、2度にわたり苦しい故障に見舞われ、ワールドカップの後は彼にとって簡単ではなかったと思う。だが、彼はブラジルの強力なナンバーナイン。クラブは素晴らしい若手選手を、素晴らしい金額で獲得した。最高の契約の一つだ」
ジェズスはシティ加入以降、チームのエースであるアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロと厳しいポジション争いをしてきている。グアルディオラ監督は、そのアグエロとの競争における困難さについて十分に理解を示している。
「何度も言ってきたが、セルヒオと戦うのは最も難しいことだ。セルヒオはレジェンドで、とてつもなく素晴らしい選手だ。多くのことでセルヒオを必要としている時もあるが、ガブリエルが必要な時もある。それだけのこと。彼は冷静で、競争者であり、決断を受け入れる。全てのトレーニングセッションで、彼は動物のように戦う」
そのうえで、クリスタル・パレス戦でジェズスを先発させた理由を「波長が合っていると思ったから」と説明した。
次の試合ではどちらを先発させるかは分からないとしながらも、「彼のメンタリティーを持ってすれば、間違いなく成功する。彼はハングリーで、世界にとって重要なストライカーになると思っている。彼がいてくれて私たちは運がいい」と話しているグアルディオラ監督。ジェズスの活躍は指揮官にとって、“嬉しい悲鳴”であることは間違いなさそうだ。