浦和の大槻監督、ACL準決勝前日会見で“大人対応” 決勝進出へ「バランス」強調
浦和MF長澤に関する質問が中国メディアから飛ぶも「マキノ…」と誤訳ハプニング
また、会見の最中には中国メディアから「レッズの7番(MF長澤和輝)がファウルが多い。細かいことをする。これは個人の特徴か、戦術か」という質問が飛んだ。これをさらに英語通訳が「マキノ……」と訳すハプニングもあったが、大槻監督は「悪いことをしたかを決めるのはレフェリー。笛が鳴ればファウルだし、鳴らなければファウルではない。そこに主観が入るのがサッカー。僕のチームにいる7番の選手は常にフィールドでしっかりと戦う選手だ」と、大人の対応を見せていた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
広州はACLのホームゲームで直近21試合無敗という強さを誇るだけに「いつも試合は難しく、強い相手と戦うので難しい状況を迎えるが、いかに覚悟を持って戦うか。フィットネスや戦術も含めたトータルとして必要だが、メンタリティーのところに働きかけをしたいし、明日のゲームでチーム一丸となって戦う姿勢を見せたい」と、精神的に引け腰になるようなことがあってはならないと強調した。
浦和にとっては2年ぶり3回目のアジア制覇へ向けて、東アジアで最後の壁が広州になる。アドバンテージを得た初戦の良い流れを継続し、敵地での戦いを乗り越えたい。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
page1 page2