浦和の大槻監督、ACL準決勝前日会見で“大人対応” 決勝進出へ「バランス」強調
敵地でのACL準決勝第2戦・広州恒大戦に向けて、大槻監督が前日会見に出席
浦和レッズの大槻毅監督は、23日に迎えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦の広州恒大(中国)戦の前日記者会見に出席し、「フィットネスや戦術も含めたトータルとして必要だが、メンタリティーのところに働きかけをしたい」と語っている。
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浦和は2日にホームで迎えた初戦を、FWファブリシオとMF関根貴大のゴールで2-0と勝利した。アドバンテージを得ての中国遠征となったが、「第1戦が終わって、結果を踏まえた上での第2戦になる。良い選手の多い非常に強い相手、大きなクラブに対してしっかりと戦えるように、必ず次のラウンドに行くという強い意志を持って戦いたい」と、初戦の結果による慢心はない。
アウェーゴールを広州に与えなかったことから、浦和は勝利と引き分けはもちろん、1点差の敗戦でも突破が可能だ。また、もし浦和が1点を奪うと広州に4-1以上の3点差勝利が必要な条件を突きつけることができる。
一方でゴールを欲しがって失点を重ねれば本末転倒なだけに、指揮官は「レギュレーション上、そういった状況が生まれれば非常に有利。ただ、それは相手も理解している。我々のやりたいことと相手のやりたいことのバランス。局面ごとにそれを意識しながら、前に出る姿勢、戦う姿勢を大事にしていきたい」と、バランスを見ながら攻撃を仕掛けることを話している。
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