トッテナムは最下位ワトフォードに1-1ドロー　チームは不振から抜け出せず…

　トットナムは現地時間19日、プレミアリーグ第9節でワトフォードと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。韓国代表FWソン・フンミンはこの日途中出場となったが、先制点を与えた場面のリアクションに英メディアが「完全に打ちひしがれている」と、怒りを爆発させていることを紹介している。

　今季は1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第2節バイエルン・ミュンヘン戦で2-7の大惨敗を喫したことが波紋を呼んでいたが、リーグ戦も3勝2分3敗とスタートダッシュに失敗していた。

　ワトフォードは今季リーグ戦で最下位に沈んでいるが、その相手にもトットナムは絶不調ぶりを露呈しまうことに。前半6分に右サイドのクロスをMFアブドゥライェ・ドゥクレに合わせられ、呆気なく先制点を許してしまう。

　その際、ベンチに座っていたソン・フンミンは両手を太ももに叩きつけ怒りを爆発させると、顔を抑えてショックを露わにしていた。英メディア「スポーツ・バイブル」は「ソン・フンミンは全てのスパーズファンの感情を完璧に総括」と見出しを打って報じている。

また、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ソン・フンミンのリアクションは彼が完全に打ちひしがれていることを示している」と取り上げ、「『くそったれ！』と吐き捨てているように見える」と指摘。昨季CL準優勝チームの不振に、ソン・フンミンも苦しんでいるようだ。