ミラン本田、イタリア杯サンプドリア戦で途中出場 今季2度目のアシストで2−0勝利に貢献!

ボナベントゥーラは故障の疑いで交代に

 後半の立ち上がり、ミランは前半に沈黙した2トップのコンビネーションで先制点を奪う。同5分、FWバッカのスルーパスを受けたFWニアングが抜け出し、GKとの1対1で冷静にゴール左隅にシュートを決め、1-0とリードを奪った。

 同点に追いつくためにも攻撃的に出たいサンプドリアだったが、自ら苦境に陥ってしまう。後半19分、判定を巡ってDFエルビン・ズカノビッチが主審に抗議。イエローカードを提示されたが、さらに暴言を吐いてしまったことでレッドカードを提示された。サンプドリアは1点ビハインドの上、10人で残り時間を戦うことになった。

 ミハイロビッチ監督は、この優位な状況の中で本田を投入した。後半26分、独力でのドリブル突破を繰り返していたMFチェルチに代わって右サイドハーフに入った。その直後、このゲームでも存在感を放っていたMFボナベントゥーラが筋肉系のトラブルでベンチに交代を要求。MFアンドレア・ポーリがピッチに送り込まれ、ポーリが右に入り本田は左サイドに回った。

 1点を追うサンプドリアが数的不利だったこともあり、試合終盤は全体的にゲーム自体のペースが落ちた。その中で本田が奪い返したボールからカウンターにつながる場面もあった。そして、アディショナルタイム3分、左サイドでボールを持った本田がゴール前に走り込んだFWバッカにパスを通し、バッカが冷静にゴール右に決めて追加点。本田は、今季リーグ開幕直前のイタリア杯3回戦ペルージャ戦以来となる、今季公式戦2アシスト目を記録した。

 

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