ミラン本田、イタリア杯サンプドリア戦で途中出場 今季2度目のアシストで2−0勝利に貢献!
後半26分から登場 終了間際にバッカのゴールを演出
ACミランの日本代表FW本田圭佑が、17日のイタリア杯ラウンド16でサンプドリアと敵地で対戦。1点リードの後半26分に途中出場した本田は、試合終了間際に左サイドからのパスでFWカルロス・バッカの追加点をアシスト。8月17日の同杯3回戦ペルージャ戦以来となる今季公式戦2つ目のアシストで、チームの準々決勝進出に貢献した。
ミランはこの日も4-4-2システムを継続。シニシャ・ミハイロビッチ監督は地元メディアでスタメン予想が伝えられていたFWルイス・アドリアーノが体調を崩したため、2トップにFWバッカとFWエムベイエ・ニアングを起用した。左サイドハーフにはMFジャコモ・ボナベントゥーラ、右にはアレッシオ・チェルチが入り、本田はベンチから出番を待つ形になった。
立ち上がりからボールを保持しようとする意欲を見せるミランだったが、前線にボールが入るところから連動性を欠いた。ボナベントゥーラが前を向き、ボールを受けた場面ではチャンスになりそうな形も作った、個人技で強引に切り崩してシュートに持ち込むパターンが目立ち、サンプドリアゴールを脅かすには至らなかった。
一方のサンプドリアはチーム全体でブロックを作り、ミランのパスミスからカウンターを狙う展開になった。ミランは前半にMFアンドレア・ベルトラッチ、DFフィリップ・メクセス、DFイニャツィオ・アバーテの3人がカウンターを潰すファウルで警告を受ける状況になった。ボールを保持するミランに対し、サンプドリアの効果的なカウンターが目立つ展開のまま、スコアレスで前半を終了した。