苦境の柴崎岳、11戦未勝利のデポルティボで最低評価 地元紙「どうしようもない試合」
マラガ戦に先発も輝き放てず… 0-2敗戦の最下位チームを地元紙酷評「酷い試合」
スペイン2部デポルティボ・ラ・コルーニャの日本代表MF柴崎岳は、現地時間20日に行われたホームでのリーグ第12節マラガ戦に先発出場し、チームは0-2で敗れた。これで11戦未勝利(5分6敗)となり最下位に沈むなか、柴崎も決定的なプレーを見せることができず。スペイン地元紙「ラ・ボス・デ・ガリシア」も辛辣な評価を与えている。
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8月18日の開幕戦でオビエドに3-2で勝利して以来、10戦未勝利という暗いトンネル抜け出せないデポルティボはこの日、同じく今季1勝のみで3部降格圏に転落しているマラガをホームに迎えた。だが不振に喘ぐチームは、この日も好転の兆しを見せることができず、前半42分に先制点を献上。柴崎は攻守のつなぎ役として懸命にプレーするものの、決定的な働きができずに後半26分にベンチへ下がった。
試合はその後、同42分に2点目を奪われたデポルティボがホームで0-2と敗れて2連敗。連続未勝利は「11」に伸び、勝ち点8のまま最下位に沈んでいる。
不甲斐ない地元チームに対し、「ラ・ボス・デ・ガリシア」は「酷い試合で、最後にはリアソールで白いハンカチでの抗議によるお別れになった」とレポート。そのなかでも柴崎は、選手採点で3人に与えられた最低評価の「1」となり、寸評では「またも日本人選手のどうしようもない試合。チームの規律あるプレーに役立つために姿を現すことは決してなく、先発メンバーで最初に交代した」と酷評された。
今節は、日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の2連戦にフル出場した直後だっただけに、長距離移動や時差などによる疲労が蓄積されていた可能性は否定できない。次節は26日、勝ち点2差の19位ラシン・サンタンデールと再び“降格圏対決”となる。この試合で柴崎、デポルティボともに浮上のきっかけをつかみたいところだ。