日テレ・ベレーザの試合を柏に在籍経験ある元ブラジル代表FWフランサが観戦

　なでしこリーグ（日本女子サッカー）1部の日テレ・ベレーザに所属し、なでしこジャパン（日本女子代表）でも活躍するMF長谷川唯が21日、自身の公式インスタグラムを更新した。20日行われたリーグ第16節INAC神戸レオネッサ戦（2-1）を終え、かつてJリーガー柏レイソルや横浜FCに在籍した経験を持つ元ブラジル代表FWフランサ氏が観戦に訪れたことを投稿。フランサ氏も自身のSNSで長谷川との2ショットを披露し、「世界のサッカー選手でトップ３」と評した。

　リーグ5連覇を目指す2位ベレーザと3位INACの上位対決。前半3分、INACがDF守屋都弥のヘディングシュートを決めて先制した。だが、“女王”ベレーザが意地を見せる。後半19分になでしこジャパンMF籾木結花が同点弾を挙げ、後半アディッショナルタイムにはなでしこジャパンFW植木理子が劇的な勝ち越しゴールを決めた。長谷川が途中出場した後半16分から流れが変わり、貴重な勝ち点3を積んだ。

　この一戦を元Jリーガーのフランサ氏が観戦。今年フランスで行われたワールドカップ（W杯）にも中心選手として出場した長谷川は、自身のインスタグラムで「W杯を見ていてくれて、今日は試合を観にきてくれました」とフランサ氏との交流を明かした。フランサ氏は母国ブラジルでキャリアをスタートさせ、2002年にレバークーゼンに移籍。05年から柏へ加入し、6シーズン在籍した。11年8月に加入した横浜FCでもプレーしており、代表選手としても活躍した。

　一方のフランサ氏も自身の公式インスタグラムを更新。「昨日は彼女に会えて、彼女の技術を見ることができて嬉しかった。彼女は地球でトップ3のサッカー選手だ」と大絶賛。長谷川のアカウントを主語において、「for being so lovely（とても素敵）」と称える言葉を並べた。

　長谷川のコメント欄にも「後半出場後、凄く良い動きしていました！！　ナイス逆転勝ち」「長谷川選手が入って、流れが変わりましたね！」と、負けられないライバルとの一戦で勝利に貢献した22歳MFのプレーに大反響が寄せられている。終盤に差し掛かったなでしこリーグ。元ブラジル代表FWも称賛する長谷川が優勝へと導くのだろうか。