サッスオーロ対インテルの試合中、センターサークル付近に“パラシュート男”が着陸

　セリエAで選手も唖然とする事態が発生した。試合中のピッチにスカイダイビングしていた男が着陸。ゲームが一時中断することになり、イタリア紙も「フィールドの侵略」と報じている。

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　現地時間20日に行われたサッスオーロ対インテルの一戦は、序盤から激しい打ち合いとなった。アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスのゴールで先制したインテルは、同点とされた後にベルギー代表FWロメル・ルカクがPKを含む2点を挙げてリードを広げる。後半26分には再びマルティネスがPKでこの日2点目を決めて3点差。終盤、ホームのサッスオーロに2点を返されたが、なんとか4-3で逃げ切った。

　手に汗握る打ち合いの陰で、試合中には思わぬハプニングが発生していた。2-1とインテルのリードで迎えた前半43分、インテルがPKに臨む場面でセンターサークル付近に大きな青色のパラシュートを背負った男が着陸。すぐさまセキュリティーが駆け付け、“御用”となったが、選手たちも唖然とする事態にゲームは一時中断となった。

　スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版公式ツイッターは、「サッスオーロ対インテルのサプライズゲストは、変装したスカイダイバーだった」と動画付きで紹介。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、「フィールドの侵略」と報じている。

　ホームのサッスオーロにとっては、劣勢を覆すための“追い風”とはならなかったようだ。