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ハーツ食野、強豪相手の絶妙ボレー弾に称賛の嵐 「中村俊輔以来に良い」「なんてヤツだ」
強豪レンジャーズ相手に先制ゴールを記録 監督も感嘆「簡単なフィニッシュではない」
スコットランド1部ハーツは、現地時間20日に行われたリーグ第9節レンジャーズ戦で強豪相手に1-1で引き分けた。華麗なボレーシュートでオープニングゴールを決めたFW食野亮太郎に対し、クレイグ・レビン監督も「簡単なフィニッシュではなかった」と技術の高さを称えている。
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ホームで強豪レンジャーズを迎え撃った一戦、食野が輝きを放ったのは開始早々の前半6分だった。GKジョエル・ペレイラのロングフィードをイングランド人FWウチェ・イクペアズが競ったボールにアイルランド人MFジェイク・マルラニーが素早く反応。シュートは相手GKの好セーブに遭ったが、こぼれた浮き球に対して食野がジャンプしながら左足ボレーで合わせてループ気味の弾道で先制のネットを揺らした。
敵将のスティーブン・ジェラード監督も渋い表情を浮かべざるを得ない技ありの一撃に、英紙「スコティッシュ・サン」は採点でDFマイケル・スミスに次ぐ両軍2位タイの「7点」を付け、「速射砲」と描写。保有元のマンチェスター・シティが拠点とするマンチェスターの地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」は、「メシノは一流」「メシノ、なんてヤツだ」「中村俊輔以来に良い」といったSNS上の声を紹介している。
食野はU-22日本代表の一員として14日にブラジルでU-22ブラジル代表戦(3-2)に出場。長距離移動もあったなかでの活躍に、レビン監督は「彼は疲れているかと思ったが、ピッチにいる間は十分に貢献してくれた。特にゴールだ。簡単なフィニッシュではなかった」と称えたことを、スコットランド紙「The scotsman」が伝えている。
前半39分にレンジャーズに追いつかれ、食野は後半27分に交代となったが、チームも強豪相手に1-1と引き分けており、スコットランドで称賛を呼ぶに値するパフォーマンスだった。