「さすがだわ」 鳥栖FW金崎、相手3人を無力化する圧巻の個人技弾に“弟分”も脱帽
金崎が磐田戦で決めたスーパーゴールに鹿島時代の弟分であるFW鈴木も感嘆
サガン鳥栖は、19日のJ1リーグ第29節ジュビロ磐田戦を2-2で引き分けた。エースのFW金崎夢生は相手3人を無力化する圧巻の個人技で一時勝ち越しとなるゴールをこじ開けたが、“弟分”の海外組FWが「さすがだわ」と脱帽している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
鳥栖は前半12分、クエンカが金崎とのコンビネーションでゴール前に抜け出し、鮮やかなループシュートで先制。前半終了間際に同点とされて迎えた後半22分だった。
クエンカが敵陣左サイドから鋭いクロスを供給。ペナルティーエリア内の金崎がジャンプ一番、胸トラップでボールを収め、元日本代表MF今野泰幸を背負いながらアタックを仕掛ける。一度外に持ち出し、磐田MF上原力也がカバーに来たところで中央へ切り返し。相手のチャージを弾き返し、DF大井健太郎のタックルもかわすと、ゴール正面から右足を振り抜く。
コースを突いた一撃がゴール右隅のネットを揺らし、勝ち越しに成功。金崎も思わず雄叫びを上げた。日本人離れしたフィジカルの強さを誇る金崎らしいスーパーゴールに反応したのが、鹿島アントラーズ時代の“弟分”であるFW鈴木優磨(シント=トロイデン)だ。公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で「さすがだわ」と兄貴分を称えている。
鳥栖はJ2とのプレーオフに回る16位・湘南ベルマーレとわずか勝ち点「1」差、自動降格となる17位・松本山雅FCとも同「3」差の15位。予断を許さない状況のなか、金崎にはエースとしてフル稼働が求められる。
page1 page2