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香川が伝説の名将と過ごしたマンU移籍1年目を振り返る 「僕のサッカー人生において偉大な経験」
ビッグクラブで得た名声と失意
「(ユナイテッドでのプレーは)とてつもないプレッシャーがあった。あれだけのプレッシャーの中でプレーするためには、どれだけ自分の才能を信じることができるか、そしてピッチ上でどれだけそれを示せるかが重要。ビッグクラブで結果を出し続けられる選手こそがビッグプレーヤー。結果を出せなければ、それ以上はプレーできず、移籍することになる。その2つの道しかない。厳しいけどそれは確かなこと。
(マンチェスターでは)他の場所では経験できないようなことがたくさんあった。マンチェスター・ユナイテッドは多くのファンと注目を集めるビッグクラブであることを感じた。いいパフォーマンスをすればファンからも称賛を集め、世界からも注目される。いい経験になった」
14年夏に、3シーズンぶりにドルトムントに再加入。復帰1年目のシーズンこそチームの不調と足並みを揃えるように、自身も低調なパフォーマンスに終わった。しかし、ユルゲン・クロップ前監督(現リバプール監督)に代わってトーマス・トゥヘル監督が就任したことで、香川は再び輝きを放っている。日本代表ではエースナンバー「10」を背負う香川は、伝説の指揮官から学んだことを生かして成長を続けている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images