磐田FWアダイウトン、J1残留へ執念のゴラッソ! 華麗な“オーバーヘッド弾”に称賛

磐田FWアダイウトンの華麗な“オーバーヘッド弾”(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
磐田FWアダイウトンの華麗な“オーバーヘッド弾”(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

鳥栖との残留争い直接対決、1-2で迎えた後半39分に起死回生の同点ゴール

 J1リーグ最下位に沈むジュビロ磐田は19日、本拠地ヤマハスタジアムでの第29節で残留争いを演じるサガン鳥栖との直接対決に臨んだ。試合は2-2のドローに終わったが、終盤に豪快なオーバーヘッドキックから生まれた同点ゴールが話題を呼んでいる。

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 前節終了時点で16位鳥栖との勝ち点差は「10」と開いており、逆転残留を果たすためには勝利が欲しかった磐田。開始早々の前半12分に鳥栖のMFイサック・クエンカに先制点を許す苦しい立ち上がりとなったが、前半アディショナルタイムにFWルキアンが同点ゴールを決めて、ゲームを折り返す。

 後半も22分に鳥栖FW金崎夢生に勝ち越し点を許してしまい、1点を追う苦しい展開に。それでも終盤に入り猛攻を仕掛けると、後半39分に歓喜の瞬間が訪れる。左サイドからのクロスにDF大南拓磨がペナルティーエリア内に飛び込むも合わず、相手DFがクリアしたボールが空中に高く飛んだ。落下地点に素早く入ったアダイウトンは、ゴールに背を向けた状態から迷うことなくオーバーヘッドキックを選択。右足で正確に捉えたボールは、ワンバウンドしながらゴール左隅に吸い込まれた。

 この執念の同点ゴールが決まったことを磐田公式ツイッターが速報すると、返信欄には「どやばい」「ナイスバイシクル!!」「凄いっす」「いまのオーバーヘッドはうまい!」「今節ベストゴール確定」など、称賛の声が届いていた。

 逆転勝利を目指し、その後も猛攻を仕掛けた磐田だったが、勝ち越しゴールは奪えず2-2で終了。残留圏内の15位に浮上した鳥栖との勝ち点差「10」は縮まらず苦しい状況が続くものの、残り5試合での“奇跡”へ向けて、希望をつなぐスーパーゴールになったことは間違いない。

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