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ドイツ杯8強に導いた”切り札”香川のムービング 「動きを加えないと崩れないと思っていた」
ジョーカー役として3試合で1得点2アシスト 閉塞感打破のキーマンに
ドルトムントの日本代表MF香川真司は17日、DFBポカール16強アウクスブルク戦で後半13分から途中出場。公式戦3試合連続のベンチスタートとなったが、投入直後に先制点が生まれ、その5分後にMFムヒタリアンのゴールをアシストした香川は、「変化を加えなければいけない」とジョーカー役としての成功の秘訣を明らかにしている。ブンデスリーガ公式サイトで語ったもの。
0-0で迎えたこう着状態を打破するために、トーマス・トゥヘル監督はハーフタイムに動いた。MFベンダーに代え、DFソクラティスを投入。そして、後半13分にFWラモスに代えて、香川を送り出した。
「勝ったからとりあえずは良かったです」
5年連続の8強進出に安堵のコメントを出した香川は、公式戦3試合連続でスーパーサブとなった。そして、ベンチから戦況を細かく分析していた。
「相手もすごくハードワークしていました。ホームだから、なかなか堅い試合でした。なかなか動きがなかったですし。うちにとってはアウェーなので(前半は)0-0でも良かったと思うので、後半に間延びしてくるような時間帯で(出場機会が)来るだろうと思っていたので、一応準備はしていました」
ホームの利を生かしたアウクスブルク相手に、ドルトムントが攻めあぐねていた状況から終盤に出番が訪れると予想。その読みは当たった。