元ウェールズ代表監督、「並外れた才能」とベイル称賛も…「もう好きにしろ」の過去告白
かつてウェールズ代表率いたトシャック氏がベイルについて「個の強いプレーヤー」と表現
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルに関して、かつてチームを指揮した同胞のジョン・トシャック氏が言及。ベイルを「並外れた才能を持った選手」と称賛する一方、「個の強いプレーヤー」とも語っている。スペイン紙「AS」が伝えた。
トシャック氏は、過去にレアルを2度率いた経験がある。1989-90シーズンにはチームをリーグ優勝に導き、107ゴールをマーク。それ以前にどのクラブも成し遂げたことのない三桁得点を達成した。この記録は後にジョゼ・モウリーニョ氏率いるレアルが2011-12シーズンに121ゴールをマークするまで、22年間にわたり破られることはなかった。
また、ベイルにウェールズ代表デビューのチャンスを与えたのもトシャック氏だ。スペイン誌「レビスタ・リベロ」のインタビューに応じた同氏は、当時のベイルについて明かしている。
「まず始めに、彼は並外れた才能を持っている。君たちも知っていると思うが、私が指揮していた代表チームで、17歳の時にデビューしたんだ。どこのナショナルチームでも、17歳でフル代表デビューすれば、それは何か特別なものを持っているということだ。彼は当時、サウサンプトンで左サイドバックをしてプレーしていて、それが彼を選んだ理由だった」
そして、「あの時、彼はとても私たちの助けになってくれたし、最初からものすごかった。ベイルが相手選手にファウルしているのを覚えているよ。彼はあまり前線には出てこなかった。もしかしたら、5分くらいは絡んだかもしれないが、状況に応じて前に走るけど、すぐに後ろに下がる選手だった。非常に個の強い選手だったよ」と回想した。
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