レアル、久保所属マジョルカ戦で新攻撃ユニット結成? ハメス&イスコを同時起用か

マジョルカ戦、ハメス&イスコを同時起用か【写真:Getty Images】
マジョルカ戦、ハメス&イスコを同時起用か【写真:Getty Images】

モドリッチ、ベイルらを負傷で欠くなか同時先発の可能性が浮上

 レアル・マドリードは現地時間20日、アウェーで日本代表MF久保建英を擁するマジョルカとのリーガ・エスパニョーラ第9節に臨む。国際Aマッチウィーク明けとなる一戦でレアルは、クロアチア代表MFルカ・モドリッチやウェールズ代表FWギャレス・ベイルといった主力を欠くと見られる一方で、スペイン代表MFイスコ、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに活躍の機会が回ってくるだろうと、スペイン紙「AS」が報じている。

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 今回のAマッチウィークで、ベイルとモドリッチは欧州選手権(EURO)予選で対戦し、ともに負傷。10月26日に予定されていた宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”は異例の延期が決まったとはいえ、シーズンのこの段階で無理をさせたくないジダン監督は、スペイン代表MFルーカス・バスケスを含めてベンチ外にすることを決めたという。

 とはいえ、この3人が欠けたとしてもワールドクラスの選手がまた別に出てくる。イスコとハメスは元フランス代表FWカリム・ベンゼマの後方のポジションを争う関係性だが、マジョルカ戦では「ジダンの中盤のソリューションになりたいと考えている。イスコとハメスが同時出場することは滅多にないが、ジダン監督は両方を順応させる選択肢を持っている」と、2人のプレーメーカーの同時起用を頭に入れていると報じている。

 ハメスはここまで1得点1アシストをマークする一方で、イスコは今季序盤戦で負傷に苦しみ、まだ結果を残していない。それだけにモチベーションは高いと見られている。そしてジダン監督は「4-3-3の信奉者で、これはハメスとイスコの両者にとって起用される余裕のないシステムだ。そのためジダンがシーズン当初使った4-2-3-1を再採用することを望んでいるだろう」と、2人をどのように起用するかが焦点になると見ている。

 イスコについては「マルカ」紙のインタビューを受けた久保が、「彼のスキルとクオリティーに驚かされました」と語るなど、その技術の高さは折り紙付きだ。そんな彼らが、ピッチ上でマッチアップする機会は訪れるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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