「ストレス溜まった」浦和、後半ATの失点で敗戦 “準備段階の失敗”を指揮官悔やむ
準備段階がハマった試合では大きな力を発揮するだけに…
そのなかでもシュートを2本に抑えて後半に盛り返した試合だったが、5-4-1で撤退した状況からどう押し返すかという答えについては見えない部分があった。一度、完全に押し込まれてしまうと抜け出せないところがあり、延々と大分にボール保持を許してしまう。これについても大槻監督は「ボールを握って、我々がボールを保持するというところが前半のところで少し上手くいかなかった部分があった」と話し、「そこを増やすことによって守備の回数を減らす」という狙いは表現できなかった。
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大槻監督は「0-1で、ホームで勝ち点ゼロ、良くないと思っています。いつでもそんな結果は良くない」と、後半に好転した内容にも結果のみにフォーカスした言葉を残した。ACLの試合や前節の清水エスパルス戦(2-1)を見ても、準備段階がハマった試合では大きな力を発揮するポテンシャルを持っているだけに、過密日程のなかでどれだけ正確な準備をしていけるかがシーズン終盤戦のカギになるのではないだろうか。