「ストレス溜まった」浦和、後半ATの失点で敗戦 “準備段階の失敗”を指揮官悔やむ
残留争いのなか大分にホームで敗戦 大槻監督「選手も戸惑った部分があったと思う」
浦和レッズの大槻毅監督は、18日のJ1リーグ第29節のホームゲームで大分トリニータに後半アディショナルタイムのゴールを許して0-1で敗れると、「準備してきたものと相手が出すものがちょっと噛み合わなかった」と、事前の準備段階のところを悔やんだ。
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浦和が大分と前回対戦したのは、6月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)16強第2戦後、韓国遠征から中3日で臨んだ試合だった。そのため、ターンオーバー起用の選手も多かったなかで0-2の完敗を喫した。攻守ともにハマらない試合だっただけに、大槻監督もかなり整理をして臨むことが求められたゲームだった。
しかし、前半はかなりの時間を大分に支配される結果になった。前線の選手が追ったところはGK高木駿の効果的なビルドアップへの参加や正確な浮き球フィードもあって回避され、撤退を余儀なくされる時間が長くなった。それに関してはDF岩波拓也が「ずっとボールを持たれる状況が続いて、ストレスも溜まった」と話せば、MF宇賀神友弥も「ストレスの溜まるような試合」と表現することになった。
その状況について大槻監督は、「前半に関しては準備してきたものと相手が出すものがちょっと噛み合わなかった。守備のところで、行くところの整理みたいなところができなくて、選手も戸惑った部分があったと思う。(選手は)試合前から気持ちが入っていたんですけど、逆に彼ら自身がやっていてもどかしかったという感じで、もう少し僕のところでやれれば良かった」と、責任を背負い込む言葉を残した。