インテル、今冬にイブラヒモビッチ獲り浮上? FWサンチェスが全治3カ月で離脱
左足首を負傷したサンチェスの“代役”にイブラヒモビッチか
唯我独尊のカリスマストライカーがイタリア復帰にする可能性が浮上した。セリエAの強豪インテルは、インターナショナル・マッチウィークの間にチリ代表FWアレクシス・サンチェスが左足首の負傷し、長期離脱が決まった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、冬の移籍市場で米メジャーリーグサッカー(MSL)LAギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得が浮上していると報じた。
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チリ代表は10月の代表活動でコロンビア代表と対戦。だが、0-0に終わったその試合でサンチェスが左足首を負傷した。インテルのメディカル部門は左腓骨筋腱脱臼が確認されたとして、手術を擁するため3カ月程度は離脱するという診断を下している。
サンチェスは今季、マンチェスター・ユナイテッドから1年間の期限付き移籍で加入し、コンディションを上げ、これからという時期だった。ベルギー代表FWロメル・ルカクとアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの二枚看板はいるものの、全体的な枚数不足は否めない状況にある。
そこで、年内でギャラクシーとの契約が満了するイブラヒモビッチの獲得が浮上したようだ。2006年夏から3シーズンプレーしたインテルでは、セリエAを3連覇してリーグ88試合出場57得点の絶対的なエースとして君臨。それから10年が経ってはいるが、今でも欧州のトップレベルでプレーできるという評判は根強い。
また、同様にユベントスで実質的な“構想外”の状態にある元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチや、モナコのセネガル代表FWケイタ・バルデも獲得候補に挙がっているという。
今季からアントニオ・コンテ監督が指揮するインテルは、ユベントスとの頂上決戦に敗れたとはいえ勝ち点1差の2位につけている。最後までリーグ優勝を争いユベントスの8連覇を止める力があるという評価も高い。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、インテルのイブラヒモビッチというカリスマエース同士がイタリアの頂点を争うという展開になっていくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)