ユベントス、“C・ロナウド効果”絶大 クラブ70億円の臨時収入&ファン4000万人増
C・ロナウドの加入によりユベントスがブランド化に成功と英紙報道
ユベントスは昨季、スペインの強豪レアル・マドリードから補強の目玉としてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得した。同選手の加入により、ユベントスは世界のサッカー界におけるブランド化で大成功を収めたクラブの一つに変貌を遂げたと、英紙「デイリー・メール」が伝えている。
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レアルで年間平均50ゴールという驚異的なペースで得点を量産してきたロナウド。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)史上初の三連覇に貢献する勝負強さと、抜群の肉体美・美男子ぶりで世界中のファンを虜にしてきた。そんな不動のエースとして君臨したスーパースターが2018年夏、イタリアに渡った。
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、ロナウドの加入でユベントスは2018-19シーズンに5800万ユーロ(約70億円)という“臨時収入”を得たとのこと。同選手の加入がスポンサーらとの契約更新に向けた交渉の助けとなり、ユニフォームの胸スポンサーである「Jeep」とは、現行契約の3倍の利益が生まれる新契約で合意している。
さらにロナウドの加入以降、クラブ公式インスタグラムのフォロワー数が3200万人を超えるなどし、世界各国のユーベファンが4000万人増加したとみられている。特にソーシャルメディアに焦点を合わせると、ユベントスはロナウドが加入したことで、フォロワー数で圧倒的にリードするレアル、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドとの差を縮めた。
ロナウドのユベントス移籍が発表された際、レアルのクラブ公式ツイッターのフォロワー数が24時間で約95万人も減少したと報じられていた。クラブが変わっても、常に同選手をサポートし続ける熱狂的ファンを多く持つロナウド。その“忠誠心”はイタリアに渡っても変わることはなかった。
ロナウド獲得にあたり、手取り年俸3100万ユーロ(約40億円)の4年契約と莫大な資金を費やしたとされるユベントス。だが、同選手の加入はチームの向上だけではなく、クラブのブランディングにも大きな影響をもたらしているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)