リバプールが「セルビアの神童」獲得で合意か マンU、チェルシーとの争奪戦を”監督力”で制す
名将クロップの直電が決め手と地元紙
リバプールがユルゲン・クロップ新監督の力で、「セルビアの神童」を巡るマンチェスター・ユナイテッドなどとの争奪戦を制した。セルビア地元紙「モンド」が報じている。
リバプールは19歳のレッドスター・ベオグラードMFマルコ・グルジッチを獲得することで、合意に達したとレポートされている。移籍金は430万ポンド(8億円)で、今季終了時までレッドスターに期限付き移籍の形でプレーを続けるという。リバプールへの合流は来年夏となる見込みだ。
ユナイテッド、チェルシーという強豪との争奪戦を制した背景には、ドイツ人の名将の説得があったという。「選手との電話での会話が、契約成立の鍵となる役割を果たした」とレポートされている。ユナイテッドにはルイス・ファン・ハール監督、チェルシーにはジョゼ・モウリーニョ監督と百戦錬磨の名将がいるが、リバプールは”監督力”で新鋭の獲得に成功したとレポートされている。
ドルトムントで日本代表MF香川真司ら原石を磨き上げたドイツ人指揮官が、アンフィールドの強豪復活への大きな役割を果たすことになりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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