W杯予選開幕3戦「11得点・0失点」が意味するもの 森保ジャパンは盤石なのか?
南野は大迫不在のなかでの勝利に手応え「チーム力を皆さんに見せらたんじゃないかな」
攻撃では、不動の1トップである大迫を欠いたモンゴル戦、タジキスタン戦で計9ゴール。タジキスタン戦の後半にはトップ下・鎌田大地(フランクフルト)、左サイドハーフ・浅野拓磨(パルチザン)と新たなオプションにもトライしている。カズことFW三浦知良(横浜FC)以来、史上2人目のW杯予選開幕3連続ゴールを挙げたMF南野拓実(ザルツブルク)は、「大迫選手がいないから、と僕は思っていない」とプライドを覗かせる。
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「大迫選手はすごくいい選手ですし、このチームの絶対的な選手だと思います。でも、そういう選手がいないなかで、今いるメンバーでやらないといけない。そういう意味では、総力戦で勝てたのはチーム力を皆さんに見せらたんじゃないかなと思います」
大迫の代役探しの継続、そして18歳のMF久保建英(マジョルカ)をどうチームの競争に組み込んでいくかは、チームの底上げを図るうえで必要なファクターだろう。
キャプテンの吉田は11月以降のW杯予選に向けて、「こういう移動が長く人工芝という、中央アジア独特の難しさは2次予選につきもの。次の11月(キルギス戦)にもしっかり勝つこと。次に勝てば先が見えると思うので、気を緩めずにやるだけです」と語った。
森保監督の下、チームがさらなる進化を遂げることに期待したい。