「エリア内で見事な動き」 浅野拓磨の“復活弾”にセルビアメディア注目「典型的ではない形で…」
タジキスタン戦で決めた約2年ぶりの代表ゴールは、やや“意外”なヘディングシュート
日本代表FW浅野拓磨(パルチザン)は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(3-0)で途中出場し、約2年ぶりの代表でのゴールを挙げた。浅野がプレーするセルビアのメディアも「エリア内で見事な動き」と注目している。
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浅野は15日にリパブリカン・セントラル・スタジアムで行われたタジキスタン戦で、2-0の後半19分からMF中島翔哉(ポルト)に代わって途中出場。そのまま左サイドハーフに入ると、同37分にDF酒井宏樹(マルセイユ)のクロスにヘディングで合わせてチーム3点目を奪った。
ロシアW杯行きを決めた2017年8月31日の最終予選オーストラリア戦(2-0)以来、約2年ぶりのゴールを決めた浅野に、現在プレーするセルビアのメディア「BLIC」が注目。「浅野の復活:パルチザンの日本人が“典型的ではない”方法でついにゴール」と見出しを打ち、次のように報じている。
「タクマ・アサノは2年以上の時を経て、日本代表として4つ目のゴールを挙げた。W杯予選のタジキスタン戦、彼にとって典型的ではない形で決めている」
抜群のスピードを武器とする浅野には、セルビアでもディフェンスラインの裏に走り込んでゴールを陥れるイメージがあるようだ。タジキスタン戦でもスピードを活かしたチャンスは作っていたが、実際にゴールとなったのはヘディング。その“意外性”も含めて取り上げられていた。
ゴールシーンは「タジキスタンのペナルティーエリア内で見事な動きを見せ、正しいタイミングでヘディングを叩き込んだ」と描写されており、点取り屋としては才覚をしっかりと認められている。パルチザンに移籍した今季、まだリーグ戦ではゴールがない浅野。今回の一撃をきっかけに、左サイドのレギュラーを任されるクラブでの爆発にも期待したい。