「Minamino 2020」 南野、リバプール専門メディアが特集、来季加入に太鼓判「クロップは愛する」
代表とクラブで爆発中の南野 ユーティリティ性も評価「クロップは多様性を重視する」
ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は現地時間15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3戦のタジキスタン戦に先発出場し、2ゴールを奪う活躍で3-0の勝利に貢献した。代表、クラブともに好調を維持する南野に対し、リバプール専門メディアは「Takumi Minamino 2020」と見出しを打って報じ、来夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性を取り上げている。
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前半はタジキスタンに決定機を演出され、苦戦を強いられるも、0-0で迎えた後半8分、左サイドからMF中島翔哉(ポルト)がクロスを放り込むと、抜け出した南野がヘディングで叩き込み、先制点を奪う。さらに直後の同11分、右サイドを突破したDF酒井宏樹(マルセイユ)が鋭いグラウンダーのクロスを供給すると、走り込んだ南野が巧みなバックヒールで合わせ、ゴール左隅へと流し込んだ。
日本を勝利に導く殊勲の2ゴールを決めた南野に対し、リバプール専門メディア「リバプール・コム」が特集を組んでいる。2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のリバプール戦(3-4)でピッチに立った南野について「驚くべきパフォーマンスだった」と綴り、要塞アンフィールドで欧州王者を相手に1ゴール1アシストと結果を残したことで、一気に補強リストへと名を連ねたことを主張している。
また、「南野はリバプール戦でどこでもプレーできることを示した。右ウイングでスタートし、その後、センターに入ると、背番号10番の役割に落ち着いた」と、ユーティリティー性が際立っていたとし、「クロップは多様性を重視する。南野のように、新しい役割を担うことができ、多くのポジションで一貫したレベルを示すことができる選手を、彼は愛する」と、ユルゲン・クロップ監督のお眼鏡に叶う可能性も指摘している。
これまでクロップ監督はドルトムント時代の日本代表MF香川真司(現サラゴサ)を筆頭に数多くの逸材をトッププレーヤーへと飛躍させてきた。南野はザルツブルクで今季公式戦11試合6ゴールを記録しており、代表でもW杯予選3試合連続ゴールと破竹の勢いを見せている。24歳と脂の乗った年齢でもあるなか、果たして来夏にリバプール加入が実現するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)