久保建英、森保ジャパンで“生きる道”は? ヒントは“トップ下・鎌田”のプレーにあり
ポゼッション型の鎌田がタジキスタン戦で存在感 久保が生きるのはやはりトップ下か
久保がよりチャンスを手にするとしたら、やはりトップ下か。森保ジャパン最多の10ゴールを挙げている南野がいるため、レギュラー奪取は簡単ではない。しかし、タジキスタン戦で存在感を放ったFW鎌田大地(フランクフルト)のプレーは、一つのヒントになるはずだ。
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1トップで出場した鎌田は、後半に南野とポジションチェンジしてトップ下でプレー。次々とボールを受けては両サイドに捌いてチャンスを作り、時には自らドリブルで持ち上がるシーンもあった。久保のテクニックを持ってすれば、同様のプレーに加え、裏のスペースを突くスルーパスの供給も可能だろう。実際、後半42分から投入されたタジキスタン戦ではトップ下に入り、FW浅野拓磨(パルチザン)がシュートを決めれば初アシストという場面もあった。タジキスタン戦を受けて鎌田がトップ下の競争で強力なライバルになる可能性が出てきたが、久保の能力が生きるポジションなのは間違いない。
今回のW杯予選2連戦の出場は3分間のみ(アディショナルタイム込みで6分間)。タジキスタン戦後、久保はコメントすることなく会場を後にしたが、「試合に出るために来ている」と語っていた分、当然悔しさはあるだろう。「右サイドだけで勝負しているわけではない」「言われたポジションに適応するのも能力」という言葉を、どのようにプレーで実証していくか。11月以降の代表活動で、生き残りを賭けた真価が問われそうだ。
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