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迷走ミランに衝撃の事実! 今夏に135億円補強も勝ち点は1年前と変わらず
苛立つミラン会長 イタリア杯の結果次第で指揮官の進退問題に発展か
日本代表FW本田圭佑の所属するACミランが、135億円の補強費を投入した今季と、格安補強の目立った昨季のフィリッポ・インザーギ前政権を比べて、成績が横ばいであることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「シルビオの苛立ち」と題して報じている。
元イタリア首相の名物オーナー、シルビオ・ベルルスコーニ会長は苛立ちを隠しきれていない。
「ミランにもミハイロビッチにも失望した」「あまり一致団結していない」
2012年夏にパリ・サンジェルマンにFWズラタン・イブラヒモビッチ、DFチアゴ・シウバを放出した後、本田のような移籍金ゼロや格安移籍金の”訳あり補強”の道を突き進んできたミラン。今年の夏には135億円の補強費を久しぶりに投入したが、16節終了時点でのミハイロビッチ政権のミランと、1年前のインザーギ体制時のミランに、数字上で大差は存在しない。
勝ち点は共に25でイーブン。ゴール数は今季が20点で、インザーギ前政権が15点。失点数は今季が19失点で昨季が18失点。記事では「結果は1年経っても、インザーギ監督の時とあまり変わらない。サンプドリア戦はシニシャにとって、決定的な試合になる」と指摘。17日のイタリア杯で激突するサンプドリア戦で、指揮官の去就が決まると指摘されている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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