香川真司の“状態悪化”も…サラゴサ監督は絶大な信頼 「心配していない」「不運な面もある」
体調不良によりコンディションを落としていたが…指揮官は「徐々に回復していけば」
今シーズン、リーガ・エスパニョーラ2部のレアル・サラゴサに移籍した日本代表MF香川真司が、スペインで最初の正念場を迎えている。加入直後は2ゴールを挙げるなど、さすがの実力を見せたが、コンディションを崩してからの直近の試合ではインパクトを与えられずにいる。この状況を受けてチームを率いるビクトル・フェルナンデス監督は、香川を擁護したようだ。地元紙「エラルド」が伝えている。
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サラゴサは前節ヌマンシア戦でアウェーながら1-0の勝利を挙げた。ただし先発出場した香川は決定的な場面に絡めず、後半途中で交代。ここ数試合でなかなか結果を残せずにおり、加入直後は手放しで称賛していた地元メディアも不調を取り上げることが増えてきた。現地時間16日にはフエンラブラダ戦を控えており、過密日程のなかで調子を取り戻せるかが焦点となる。
記事では「日本人スターであるシンジ・カガワは、スパやメンタル療法でリラックスしている。2日前の試合では、彼のパフォーマンスは裏切るものとなったが」と触れるとともに、ビクトル・フェルナンデス監督の会見でのコメントをこう記している。
「カガワは不運な面がある。プレシーズンを過ごすことなく加入したし、ボルシア・ドルトムントのBチームだけでトレーニングしていて、2カ月間試合でプレーすることはなかった。それでも最初に彼は素晴らしい能力の輝きを見せてくれた」
このように擁護した指揮官は「パフォーマンスが下がっているという点には、明確で客観的な要因があるから心配はしていないよ。それは病気でのコンディション不良だ。そこから徐々に回復していけばいい」と、体調を崩したことがプレーにも影響しているのだと話している。
記事でも「ビクトル・フェルナンデス監督はカガワが契約した当初のレベルになると確信していて、ドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドでプレーした経歴はその保証となる」と、復調を期待している。厳しい日程で戦うリーガ2部のなかで、香川は本調子を取り戻せるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)